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シャラとヒメシャラ

引き続きスッキリ系のシンボルツリーをピックアップしていきます。ただし、同系の主流はやかり落葉樹(カツラ、アオダモ等は既に紹介済み)です。そして、この項シャラとヒメシャラを取り上げます。

シャラ(沙羅)、ヒメシャラは(姫沙羅)は、ツバキ目、ツバキ科、ナツツバキ属、の落葉高木で極めて近しい樹木です。ただし、学名はシャラが「Stewartia(ナツツバキ属) pseudocamellia」、ヒメシャラが「Stewartia monadelpha」と異なり、基本種・変種の関係ではなく、別種の樹木であることが分かります。自生地もシャラが宮城県以西の本州、四国、九州、それに朝鮮半島本部。ヒメシャラが神奈川県以西の本州、四国、九州等と似ています。なお、世界遺産で有名な屋久島は屋久杉で有名ですが、山間部にはヒメシャラも非常に多く自生しています。

樹木の特性としては、68月に椿に似た白色の小花を咲かせる、葉は楕円形で小さめ、秋には褐色の実を着ける、など。庭木としての特性を付け加えると、落葉樹としては比較的暑さに強い、半日陰にもある程度対応できる、スッキリ系の樹形で株立に仕上げることも多い、成長が比較的遅く樹形が乱れにくい、と言った点を上げることができます。今も人気のシンボルツリーとなっている理由も、このような特性によるもの。

なお、シャラ、ヒネシャラの違いは、後者の方が花期が若干遅い、花が小さい、幹の赤みが強い、幹の表面が若干ザラつく、より大きく成長する・・・などを上げることが出来ます。特に、名前の感じでは、ヒメシャラの方が小型の樹木であるように感じますが、樹高15m以上×幹の直系90㎝以上の大木となることもあります。しかし、シャラはそれほど大きくはなりません。もし両者を夫婦に例えるなら「ノミの夫婦」と言えるかも・・・ 

なお、シャラ、ヒメシャラは、樹木名としては本来、ナツツバキ、ヒメナツツバキと呼ぶべきだと思います。シャラ、ヒメシャラは仏教用語(名)であるからです。ただ、そこには多くの興味深いエピソードが隠されています。

シャラ(沙羅)、ヒメシャラ(姫沙羅)は仏教との関連により付けられた名称です。今から約2,500年前、お釈迦様は悟りを開き、主にインド北部でその布教活動を行っていました。その活動の場で最も有名なところの1つに、コーサラ国の首都シュラーヴァスティー(舎衛城)の祇園精舎(富豪:スダッタが寄付したと言われている)があります。そして、平家物語や、京都の祇園のベースとなっているのがこの祇園精舎です。

さらにお釈迦様は旅をしながら布教を続けます。そして、80歳で入滅しますが、その最後の舞台となったのがクシナガラと言う場所。その舞台の四方に8本の木が植わっていましたが、これが沙羅双樹。涅槃図等にも良く描かれています。最も、沙羅双樹(Shorea robsta)とは現地名(学名も同じ)の音訳で、漢字自体に意味はありません。同樹はフタバガキ科の植物で、レッドラワンに近い樹種。花にはジャスミンに近い香りがあるそうです。余談ですが、エクステリアとは関係の深いハードウッド・セランガンバツも同科の樹木。ただし、日本のシャラ、ヒメシャラとはまったく無関係の植物です。

では、なぜナツツバキをシャラと呼ぶようになったのでしょうか? 確かなことは、本物の沙羅双樹は熱帯の樹木で日本では育たない。そこで代替樹として、選ばれたと言うこと。何故代替樹にナツツバキを選んだかは、筆者が調べた限りでは不明です。しかし、同樹が沙羅双樹の代替樹となったのは少なくとも800年以上前であることは明確です。その証拠が平家物語にあるからです。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色」と言う冒頭文はあまりにも有名ですが、問題はこの「沙羅双樹の花の色」に出てくる樹木です。勿論、あのインドの祇園精舎、沙羅双樹を引用しているわけですが、人の世のはかなさを象徴する役目も果たしていると言われています。具体的には沙羅双樹の花は1日で落下し、極めて短命であるというイメージを重ねたもの。そして、1日花とは紛れも無くシャラ(ナツツバキ)のことです。


ヒメシャラ
夏に花を咲かせるツバキの仲間なのに落葉樹のヒメシャラ

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