エクステリア(外構)について
2013年3月25日
テーマ:エクステリア(外構)について
「カースペース」について考えます。そして、プランの前提となるのが、A:「カ
ースペース」は道路GL(グランドライン)とほぼ同じ高さに造る B:予想以上に大きなス
ペースを必要とする C:生活パターンの変化で「カースペース」プランが大きく変わっ
た・・・と言う3つの特性です。
まず、A:の問題。当たり前ですが、車は階段を登ったりしません。また、極端
な傾斜地に止めることは不便であり危険です。従って、「カースペース」は道
路とほぼ同じ高さに造ります。でも、この常識がプラン作成の腕の見せ所の1つ
ともなります。
道路条件に問題がなければ、道路GLと宅地GL段差の少ない場所に造っ方がコ
ストと面で有利(土工事、土留め工事等の経費節減に繋がる)であるからです。また、
段差が大きい場合は、階段等で玄関までどう連携するかも、段差処理の大きなポイン
トになるからです。
より大切な項目が、B:の「カースペース」の広さの決定方法です。ここで、カ
ースペースの広さの基準を確認しておきます。まず、ごく一般的な基準か
ら。1台駐車用=幅3m×奥行き5m。2台駐車用=幅5m×奥行き5m。ただし、敷地に
少しでも余裕があれば、最近はもう少し奥行きを長くするのが常識。車の大型化、
ゲートの設置(後日リフォームしてゲートをつける場合もある)、出し入れの利便
性、などを考慮しての変化です。
具体的には、奥行きを5.8m程度にしたほうが良いということ。そして、奥行
き5.8mを基準に考えると、1台用で5.8m×3m=17.4㎡(約5.3坪)、2台用
で5.8m×5m=29㎡(約8.8坪)の広さが必要となります。ちなみに、部屋の大きさに換
算すると、17.4㎡とは10畳のダイニングより若干広め、29㎡とは何と18畳近い豪華な
ダイニングリビングに匹敵します。屋外と屋内の差が有るとはいえ、これだけの空間を
必要とする「カースペース」を、有効にセットするのと、そうでないのとでは、
生活に決定的とも言える差が出ることは言うまでもありません。
場所取りが悪い、段差処理が悪い、狭い、となればこれはもう問題外。車の出
し入れに苦労するばかりか、事故に繋がることもあります。逆に、中と半端に
広すぎてもデッドスペースとなるだけで何の意味もありません。例えば、2台用
のカースペースで、左右・奥行き50㎝ずつ無目的に広がってしまうだけで、7~8㎡の
デッドとなります。
しかも、狭すぎ・中途半端に広すぎ、このような「カースペース」になってし
まう最大の原因は、住宅配置に有ります。既存住宅の場合は、「多目的カース
ペース」とする、新築住宅の場合は、住宅配置と並行して「カースペース」プ
ランを考える。こうすることで最も使い勝手がよく、しかも効率的な「カース
ペース」を確保してください。
2013年3月24日
テーマ:エクステリア(外構)について
今日は高槻市内で進行中の新築外構のご紹介です。

土間コンクリートは金ゴテ仕上が終了しています。

カーポートやテラス屋根は、よく後からでも施工できるといいますが、新築時に一緒に施工すると、ちいさなことですが、こんなメリットがあります。それは、カーポートの樋から流れる雨水の処理。
後から施工となると、土間コンクリートの上を流して道路に放流。。。が一般的なのですが、こうやって土間コンクリートの施工前にカーポートを施工すると、樋から落ちる雨水をパイプにつなげて雨水枡に流すことができます。これの何がメリットかというと、雨水が土間コンクリートの上を流れるとその跡が残りやすいんですね。こういう処理をしておくとそんな心配もありません。
さあ、大きな現場ですが工程も半分以上が終了。あと少しです。
2013年3月24日
テーマ:エクステリア(外構)について
本日ご内諾いただいたご物件です。

駐車スペースと化粧ブロックで作った門塀があるのですが、車を使うことがなくなり、鉢植え等を置いてガーデニングスペースに変えたい、既存のコンクリート土間を綺麗にしたい。。。白を基調にしたナチュラルな雰囲気の外周りにしたいと言うことで、少し大きめの四国化成パレット塗の門柱と、ナチュラルな雰囲気のウッドフェンス、古くなったコンクリート土間にはスプレーコンクリートをご提案。郵便受はアイアン飾りのポイントがカワイイonlyoneのブランチをご提案しました。
ちなみにスプレーコンクリートとは。。。スプレーコンクリートは既存のコンクリート床へ吹き付ける薄層モルタル工法でデザイン型紙を使用し、美しいリフォームを実現し防滑性も抜群でなおかつ通常のコンクリートより高い圧縮強度を誇り老朽化したコンクリートが見違えるほどに美しく生まれ変わるという優れもの。

こんなかんじでデザインもいろいろです。
さて、ガーデニングスペースということで、今回のご提案では、「2つ蛇口のある立水栓」カラーアルミ立水栓補助蛇口仕様をご提案しています。現状は床に埋め込まれたいわゆる散水栓。せっかくのリフォームならとご提案。1つの蛇口はホースをつないで、1つの蛇口は手洗いに使う。少しだけコストは上がるのですが、手洗いをするときわざわざホースを外したら水がプシュー!!なんて手間が省けて、少しストレスが解消されます。

少し古くなってしまい、ライフスタイルの変化とともに使い方も変わるエクステリア。そんなエクステリアを思い切ってリフォームしちゃいませんか?
2013年3月22日
テーマ:エクステリア(外構)について
庭作りを検討中の皆様へ。。。
屋根スペースを作り物干しや庭遊びに利用したいと検討中の方は多いと思います。
ウッドデッキやタイル張テラス等アウトドアリビングを作って。。。そこに屋根をつけて。
そんなとき、よく見る一般的なテラス屋根だとちょっと外観の雰囲気がちょっと。。。でもコストはそんなに掛けたくないし。。。
そんな方にオススメの商品をご紹介します。

三協立山アルミ、ナチュレです。一般的なテラスより少しだけお値段はお高いのですが、他の木目調等のテラス屋根と比べるとずいぶんローコスト。外観は、木製のパーゴラ風ですが、木目の風合いのついたアルミ製です。屋根材も一般的なテラスと同様様々な色をセレクト可能で、布製のシェードも取付ができます。
もう春は目の前。庭造りシーズン真っ盛りです。
そんな季節、ちょっとおしゃれなテラス屋根でグレードアップした庭造りをしませんか?
ぜひお問合せ下さい。
2013年3月21日
テーマ:エクステリア(外構)について
今日は高低差のある敷地条件の敷地を生かした外構プランのご紹介です。

レンガ積風に見えるのは東洋工業の焼成ブロック(ブロックに焼き加工を入れてレンガ風に仕上げた商品)のベイクブリックです。高低差のある敷地条件を法面で処理し、シラカシ・シマトネリコ・オリーブ・コブシなどの植木やマホニアコンフーサ、アオキ、ヒイラギナンテンなどの低木を取り入れナチュラルな印象のエントランスに仕上げています。門扉は鋳物門扉をセレクト。LIXILのコラゾンです。
洋風外観を建築予定のご物件。
レンガや様々な植栽と法面緑化のナチュラルな印象が相性のいい雰囲気に仕上がっています。