店長の藤田です。
エクステリアガーデンショップにとって春は繁忙期。
ガーデニングのシーズンでもありガーデンリフォームと1月頃に新築を検討されだした方が新築外構についても検討を開始され、新築外構・
エクステリアガーデンリフォームともにプランやお見積もりのご依頼が増えてくる時期です。また3月建物引渡しの新築外構工事の完工物件も
出てくる時期ですので、現場も比較的動く時期。
当店でもこの土日は新築外構の新規のお打合せが2件、まもなくお引渡しの新築外構の現場の確認、門周りリフォームの現場調査とお見積もりが1件、
ガーデンリフォームのお客様の色打合せとお店や高槻市内~西は豊中市内までというニッチなエリアを右往左往移動しております。
2016年4月11日
目隠しフェンスが近隣トラブルになるその前に。
テーマ:エクステリア(外構)について

さて、今回は「目隠しフェンス」とご近隣トラブルについて少し書かせていただこうと思います。
北大阪エリアというとそこまで距離は長くないものの、目隠しフェンスを設置したいという方が新築・リフォームともに結構いらっしゃいます。
理由は超過密住宅密集エリアである大阪市内はともかく、建物から隣地境界線まで1m~2mという広すぎず狭すぎない距離があるスペースがあったりして、
部屋から掃き出し窓方向を見てみると、外の地面から床の高さが50~60cm程度あることもあり、意外とお隣の窓や勝手口が視線に入ってくるからです。
そんなこんなで昨今ウッドフェンスやアルミ製、樹脂製など、様々な目隠しフェンスを取り付ける場合が増えました。しかし同時に、これが引き金になり、
お隣との関係が悪化したという事例も同時によく聞くようになりました。
少し検索しただけでも、yahoo知恵袋等で溢れんばかりに事例がでてきます。なぜトラブルになるのか、法的根拠は?いやずっと一緒にいるお隣さんだからこそ、
それは避けたい。目隠しフェンスについて一度検討してみます。
実はこの"理由"とんでもない背景があることが多いんです。
ライフアップの場合、目隠しフェンスを設置するとき、ご契約の前後お客様と話をして必要であればお隣の方に何かしらの説明をする機会を作るようにはしているのですが、
その際、じっくり話し込んでみるととんでもなくお客様にとって想定外のお話が出てくることが多いのです。
特に比較的昔からある造成地・分譲地の中古物件をご購入→建て替えというパターンや、古い造成地・分譲地の既に解体され区画整備されている土地をご購入されて
家を建てて、目隠しフェンスを立ててみたらとんでもないことにということが多いよう。
①前は平屋だった問題
意外と古い住宅地には多かった平屋。
特に二階建ての家を建てても法規的には問題はないことの方がほとんど。さて、そんな中古物件をご購入。新築計画をたてご近隣の方にご挨拶にも当然回られることでしょう。
頭では理解されいているのです。「そりゃいまどき平屋はないわな」。
それに古い分譲地は若い方が駅からの距離などもあり敬遠されることも多く、若い方が新しく町に引っ越してきてくれることはむしろ喜んでくれている場合も多い。
でも、いざ足場がたち、数日で上棟が終わる昨今、その圧迫感たるや、いざ実際に目の前にすると、感情が少しマイナスに振れてしまうこともある。ということなんです。
②前は建物がもっと遠かった問題
北大阪の古い造成地の場合元々は60~90坪程度で区画されていることが多く、土地の価格が坪60~70万の場合、土地建物を合わせると6000万~9000万となりとてもじゃないですが
手の出るものではなくなってしまうというお話を前に書かせていただきました。
そこで、あらかじめ不動産屋さんなどが、解体をし土地を2つ3つに割って販売をされる場合も多くあります。
さて、ここででてくるのが、当然元々広い土地に家が建っていたときと、土地を割って家を立てる場合、新しく建つ家が前よりお隣さんの家に接近して建ってしまうことはよくある
ケースではないでしょうか。
これもまた、頭では理解しておられる。でも、実際棟があがると、やっぱり何かマイナスの感情を抱いてしまう。
さて、こんな①②のケース。
自分たちとしては、深い近所づきあいはともかくそんな険悪になるつもりは毛頭ないしそうもなりたくないというのが本音だと思います。
ですが、悪気があって目隠しフェンスを立てているつもりはなくても、少しマイナスの方向に感情が振れてしまっていて、そこに建築工事が重なってくる。
大きなダンプカーや建築の最後になれば追い込みもかかるのでいろんな職人さんも現場に入ってきます。職人さんの車も溢れんばかり。
マイナスがもっとマイナスに。
そして、外構工事。
どーん!!!!と目隠しフェンス2m。
ようは、お客様にとって全く分からないところで火のついてしまった所にとどめを刺してしまう事になるからこその、トラブルであることも多いようなんです。
だからこそ、目隠しフェンスの設置自体はお互い視線を隠すことができるので悪いことではないのですが、設置すると決めればお隣さんにきちんと説明してface to faceで話を
してみることが最良ではないかと思います。話のわかるエクステリア設計者であれば、きちんと事情を話すれば上手く仲介役として立ち回れることもできるはず。
日照が・・・防犯が・・・・と表向きの理由もあるのですが、「いきなり立てる」のではなく「話をする」ことに意味があるように思います。
ご新居での快適な生活。
特に見知らぬ土地での生活をされる方も多いでしょう。古くからのお隣さんは、子育てやその他諸々いざいというとき上手く関係が創れればすごく頼りになる存在になってくれることも
多いです。
目隠しフェンストラブルに垣間見る背景についてのブログでした。
北大阪エリアというとそこまで距離は長くないものの、目隠しフェンスを設置したいという方が新築・リフォームともに結構いらっしゃいます。
理由は超過密住宅密集エリアである大阪市内はともかく、建物から隣地境界線まで1m~2mという広すぎず狭すぎない距離があるスペースがあったりして、
部屋から掃き出し窓方向を見てみると、外の地面から床の高さが50~60cm程度あることもあり、意外とお隣の窓や勝手口が視線に入ってくるからです。
そんなこんなで昨今ウッドフェンスやアルミ製、樹脂製など、様々な目隠しフェンスを取り付ける場合が増えました。しかし同時に、これが引き金になり、
お隣との関係が悪化したという事例も同時によく聞くようになりました。
少し検索しただけでも、yahoo知恵袋等で溢れんばかりに事例がでてきます。なぜトラブルになるのか、法的根拠は?いやずっと一緒にいるお隣さんだからこそ、
それは避けたい。目隠しフェンスについて一度検討してみます。
実はこの"理由"とんでもない背景があることが多いんです。
ライフアップの場合、目隠しフェンスを設置するとき、ご契約の前後お客様と話をして必要であればお隣の方に何かしらの説明をする機会を作るようにはしているのですが、
その際、じっくり話し込んでみるととんでもなくお客様にとって想定外のお話が出てくることが多いのです。
特に比較的昔からある造成地・分譲地の中古物件をご購入→建て替えというパターンや、古い造成地・分譲地の既に解体され区画整備されている土地をご購入されて
家を建てて、目隠しフェンスを立ててみたらとんでもないことにということが多いよう。
①前は平屋だった問題
意外と古い住宅地には多かった平屋。
特に二階建ての家を建てても法規的には問題はないことの方がほとんど。さて、そんな中古物件をご購入。新築計画をたてご近隣の方にご挨拶にも当然回られることでしょう。
頭では理解されいているのです。「そりゃいまどき平屋はないわな」。
それに古い分譲地は若い方が駅からの距離などもあり敬遠されることも多く、若い方が新しく町に引っ越してきてくれることはむしろ喜んでくれている場合も多い。
でも、いざ足場がたち、数日で上棟が終わる昨今、その圧迫感たるや、いざ実際に目の前にすると、感情が少しマイナスに振れてしまうこともある。ということなんです。
②前は建物がもっと遠かった問題
北大阪の古い造成地の場合元々は60~90坪程度で区画されていることが多く、土地の価格が坪60~70万の場合、土地建物を合わせると6000万~9000万となりとてもじゃないですが
手の出るものではなくなってしまうというお話を前に書かせていただきました。
そこで、あらかじめ不動産屋さんなどが、解体をし土地を2つ3つに割って販売をされる場合も多くあります。
さて、ここででてくるのが、当然元々広い土地に家が建っていたときと、土地を割って家を立てる場合、新しく建つ家が前よりお隣さんの家に接近して建ってしまうことはよくある
ケースではないでしょうか。
これもまた、頭では理解しておられる。でも、実際棟があがると、やっぱり何かマイナスの感情を抱いてしまう。
さて、こんな①②のケース。
自分たちとしては、深い近所づきあいはともかくそんな険悪になるつもりは毛頭ないしそうもなりたくないというのが本音だと思います。
ですが、悪気があって目隠しフェンスを立てているつもりはなくても、少しマイナスの方向に感情が振れてしまっていて、そこに建築工事が重なってくる。
大きなダンプカーや建築の最後になれば追い込みもかかるのでいろんな職人さんも現場に入ってきます。職人さんの車も溢れんばかり。
マイナスがもっとマイナスに。
そして、外構工事。
どーん!!!!と目隠しフェンス2m。
ようは、お客様にとって全く分からないところで火のついてしまった所にとどめを刺してしまう事になるからこその、トラブルであることも多いようなんです。
だからこそ、目隠しフェンスの設置自体はお互い視線を隠すことができるので悪いことではないのですが、設置すると決めればお隣さんにきちんと説明してface to faceで話を
してみることが最良ではないかと思います。話のわかるエクステリア設計者であれば、きちんと事情を話すれば上手く仲介役として立ち回れることもできるはず。
日照が・・・防犯が・・・・と表向きの理由もあるのですが、「いきなり立てる」のではなく「話をする」ことに意味があるように思います。
ご新居での快適な生活。
特に見知らぬ土地での生活をされる方も多いでしょう。古くからのお隣さんは、子育てやその他諸々いざいというとき上手く関係が創れればすごく頼りになる存在になってくれることも
多いです。
目隠しフェンストラブルに垣間見る背景についてのブログでした。